「本当に諦めないでここまでやってきてよかった」柔道48キロ級金の角田夏実 パリ五輪の舞台裏を語る
パリオリンピック2024・柔道女子48キロ級で角田夏実選手が優勝し、パリオリンピック日本第1号となるメダルを獲得。今大会を振り返りました。 【画像】金メダルを手に笑顔の柔道女子48キロ級・角田夏実選手 決勝の試合前に笑顔を見せていた角田選手。その理由を聞かれると「緊張ほぐそうと自分でわざと笑わせて試合に臨んだ感じです」と緊張していたことを明かしました。またどのようにして笑っていたかと聞かれると「『緊張で手汗・足汗かくんですけど、私は足の甲の方が汗かくんです』みたいなことをコーチにぼそっと言ったりして、笑っているくらいくだらないことです」と笑顔の裏側について明かしました。 さらに金メダルを獲得した時の気持ちについて「諦めないで良かったなっていうのがあって、今年はいってケガが多くて、まともに練習できた感じがしてなかったので、不安がすごく多かったんですけれど、本当に諦めないでここまでやってきてよかったなって思った瞬間でした」と話しますが、実際に映像ではあまり喜んでいる様子ではなかったことを言われると「あまりどの大会でもならなくて、『終わった・良かった』の方が強くて」と喜びよりも安堵感の方が強かったと金メダル獲得した時の心境を語りました。 さらに試合に臨む際には「姉の方が気持ちが強いので、乗り移って後ろから圧をかけてくれ」といつも姉とメッセージのやりとりをしているという角田選手。今回の五輪でも「ありがとう」と伝えると「『だからできるって言ったじゃん』ってそこも強気で」と姉からメッセージをもらっていたことを明かしました。