【イベントレポート】尾上松也・尾上右近らが南座で刀剣乱舞歌舞伎トーク「再演できるように」
「新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』京都南座 衣裳展」が本日4月13日に京都・南座でスタート。これに先駆けた「プレオープン記念トークショー」が昨日12日に同所で行われた。 【写真】左から尾上松也、尾上右近。 「新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』」は、刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」初の歌舞伎化作品。昨年7月に上演された本作が、「《シネマ歌舞伎》刀剣乱舞 月刀剣縁桐」として4月5日から全国の映画館で上映されている。「新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』京都南座 衣裳展」は、シネマ歌舞伎化を記念して行われるもの。「プレオープン記念トークショー」には、三日月宗近役の尾上松也、小狐丸役の尾上右近、脚本を手がけた松岡亮が出席したほか、松也と共に演出を担った尾上菊之丞も駆けつけた。 松也は「新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』」の衣裳やかつらについて言及し、「一番苦労したのは髭切と膝丸です。『刀剣乱舞 ONLINE』で2人は洋装だったので、そこをどうするかを試行錯誤した思い出があります。丈の違いを出すために羽織の長さを変えたり、肩掛けスタイルにしたり。ほかの刀剣男士たちも、あえてシンプルな装飾にしたりと、こだわりが詰まっています」とコメント。また「京都南座 衣裳展」の来場者に向けて、「衣裳展で雰囲気を感じていただければ、シネマ歌舞伎をさらにお楽しみいただけると思います。また新作歌舞伎『刀剣乱舞』を再演できるよう、応援いただければありがたいです」と観客にメッセージを送る。 右近は「実はまだ役をいただいていないときに、伏見稲荷大社に伺って、『ここは小狐丸が生まれた場所なんだよ。役が小狐丸だったらすごいよね』なんて話をしていたら、本当に小狐丸のお役をいただけて。京都にやはりご縁があるんじゃないかと思っております。ぜひこのイベントも盛り上げていただければありがたいです」と思いを明かした。 (c)NITRO PLUS・EXNOA LLC/新作歌舞伎『刀剣乱舞』製作委員会