「1年守ってくれるように」木葉猿窯元で干支の置物づくり 7代目が形を作り8代目が絵付け
KKT熊本県民テレビ
玉名郡玉東町の木葉猿窯元で今、来年の干支「巳」の置物づくりが行われています。 ■木葉猿窯元7代目 永田禮三さん 「穏やかな生活というか、平和な生活ができますようにと、小さな願いですけど、そのような思いで作っています」
「見ざる・聞かざる・言わざる」で知られる木葉猿は、1300年の歴史があるといわれます。木葉猿窯元では40年ほど前から干支の置物を作っていて、7代目の永田禮三さんが赤土から手びねりで形を作り、娘で8代目の川俣早絵さんが絵付けしています。 ■木葉猿窯元8代目 川俣早絵さん 「絵付けしながら自分も笑顔になり、そのヘビちゃんがお家に行って1年を守ってくれるように作ってます」
「巳」の置物は、木葉猿窯元のほか熊本市の鶴屋百貨店や県物産館、県伝統工芸館などで販売されています。木葉猿窯元では、来年1月下旬までに大小合わせて2500個を作る予定です。