下家秀琉「59」で記録ずくめの初優勝 中学生アマ長崎大星が2位/男子下部
◇国内男子下部ABEMAツアー◇PGM Challenge 最終日(6日)◇福岡レイクサイドCC(福岡)◇6466yd(パー70) 【画像】テークバックはどこに上げるのが正解? 4位から出た下家秀琉(しもけ・すぐる)が1イーグル、9バーディの「59」でプレー。後続に4打差をつける通算24アンダーで下部ツアー初勝利を挙げた。 同ツアーの54ホール競技において、通算24アンダーは2021年「ジャパンクリエイトチャレンジ」で久常涼がマークした最多アンダーパー(22アンダー)を更新。「186」ストロークは、16年「セブン・ドリーマーズ・チャレンジ」で丸山大輔、22年「ディライトワークスJGTOファイナル」で大堀裕次郎が記録した最少ストローク「192」を大きく塗り替えた。 また、最終日のスコア「59」は、22年「ディライトワークスJGTOファイナル」第1ラウンドで玉城海伍が記録した同ツアー18ホールの最少ストロークに並んだ。 下家は大阪府出身の22歳で、大阪学院大4年時の23年にプロ宣言。今季下部ツアーは開幕戦から出場し、9試合目でプロ初タイトルを獲得した。インターネットテレビ局「ABEMA」のインタビューでは、「10アンダーくらい出せれば勝てるかな、と思っていた。(50台への意識は)ぜんぜん。とりあえずバーディを獲ることを意識してやっていた」とコメント。賞金ランキングは5位に浮上し、来季レギュラーツアーへの昇格を確実にした。
8月「日本ジュニア」を制した14歳のアマチュア、長崎大星(宮崎・日章学園中)が9バーディ「61」で回り、田中章太郎と並ぶ通算20アンダーの2位だった。 首位スタートの大岩龍一は5バーディ「65」で通算19アンダー4位。通算18アンダーの5位に古川龍之介と松本将汰。通算17アンダーの7位に金子敬一、川上優大、織田信亮、芹澤慈眼、植木祥多が続いた。 <上位成績> 優勝/-24/下家秀琉 2T/-20/田中章太郎、長崎大星(アマ) 4/-19/大岩龍一 5T/-18/古川龍之介、松本将汰 7T/-17/金子敬一、川上優大、織田信亮、芹澤慈眼、植木祥多