大谷翔平（左）とマッカロー一塁ベースコーチ（ＡＰ）

　マーリンズの新監督候補として、ドジャースのクレイトン・マッカロー一塁ベースコーチの名前が挙がっていることが２３日（日本時間２４日）、明らかになった。複数の米メディアが報じた。 【写真】大谷と頭をぶつけ合うおなじみのシーン 　地元紙「マイアミ・ヘラルド」でマーリンズの番記者を務めるアイザック・アズート氏は自身のＸに「情報筋によると、マーリンズはドジャースのマッカロー・コーチと空席となった監督についての面接する予定だという」と投稿。米移籍情報サイト「トレード・ルーモア」によると、マ軍が面接を行うのはタイガースのロンバード・ベンチコーチに次いで２人目になるという。マーリンズは２年間の監督探しの際も、今季までのシューメーカー前監督に決まる前にマッカロー・コーチと面接していた模様だ。同サイトは他にもＷソックス、メッツ、ブルワーズ、ガーディアンズ、ロイヤルズもマッカロー・コーチを監督候補としていると伝えた。 　同コーチは今季、ドジャース入団１年目の大谷の盗塁激増に大きく貢献。２人で毎日のように意見交換し、史上初の「５０―５０」（５０本塁打、５０盗塁）をアシストした。最終的に０１年のイチロー（マリナーズ）を超えて日本人最多の５９盗塁まで数字を伸ばした大谷になくてはならない存在だった。また、一塁に出塁した時には２人で頭をコツンとぶつける「ヘッドバンプ」のパフォーマンスもおなじみ。“名コンビ”は今季限りで解散となるかもしれない。