【夏ドラ沼キャラベスト3】楠見くん(松村北斗)、宝(細田佳央太)、耕助(錦戸亮)の、ドラマライターもハマった「抗えない魅力」とは
2024年夏ドラマのなかから、ドラマライターのわたしが思う“沼だったキャラ”ベスト3について語っていきたいと思います。 【動画】こんなお茶目な松村北斗、反則じゃん…!『西園寺さんは家事をしない』最終回予告(ほか動画2本) まずは、『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)の楠見くん(松村北斗)。楠見くんは、アメリカ帰りの天才エンジニアで、妻を亡くしてからはたったひとりで、4歳の娘・ルカ(倉田瑛茉)の子育てをしていました。“誰にも頼っちゃいけない”、“自分で頑張らなきゃ”とかたくなになっていたところは、『海のはじまり』(フジテレビ系)の夏(目黒蓮)と似た部分があるかもしれません。でも、楠見くんの場合は、ちょっぴりおせっかいで強引な西園寺さん(松本若菜)と出会ったことで、早々にその呪縛から解き放たれることができました。 クールに見えるけれど、心を許した人にはとことん甘えるし、意外とお茶目……という点では、楠見くんと松村さんって通ずる部分があるのかも? メンバーとやっているラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)では、近況トークで時間を割きすぎて「話が長いっ!」といじられたりしていますもんね。 楠見くんも、回を重ねるにつれて、西園寺さんのおふざけにもノリノリで付き合ってあげるようになったり。真面目にもおバカにもなれるのは、松村さんの俳優としての振り幅だと思います。 個人的に、松村さんが演じてきた役のなかだと、『私立バカレア高校』(日本テレビ系)の哲也や、『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系)の倒理のようなクールなキレ者が好みなので、楠見くんも似た部分があってうれしかった! 『西園寺さんは家事をしない』、まだまだ続きが描けそうな終わり方だったので、またあの“偽家族”に出会えるのが楽しみです。
菜本 かな