大雨による土砂崩れの影響で22日、終日運休した黒部峡谷鉄道は23日の始発から平常通り運行を再開しました。 【写真を見る】トロッコが運行再開　秋の峡谷の景色求め多くの観光客　大雨による土砂崩れで22日は運休の黒部峡谷鉄道　富山・黒部市 竹内ジーナ記者:「きのうの大雨から一夜明け、黒部峡谷トロッコ電車は、始発から運転を再開しています」 黒部峡谷鉄道では22日午前、路線内のトンネルの出入り口付近に土砂が流入し、電車が一時、立往生しました。 電車の乗客・乗員約50人は、次の駅まで歩いて移動し、停車していた電車で始発駅まで戻りました。 けが人や体調不良を訴えた人はいませんでしたが、鉄道は終日運休し、予約を含めおよそ600人の利用客に影響が出ました。 黒部峡谷鉄道によりますと、土砂の撤去作業は22日の午後完了していて、23日は始発前に平常通りのパトロールを行った上で運行を再開したということです。 東京からの観光客:「ちょっと心配だったんですけど、一晩で復旧できたので何よりです。これから秋も深まってきて、紅葉もきれいな時期になるので、本当に楽しみにしています」