<強者に勝て!・’21センバツ下関国際>選手紹介/6 長琉之介選手/井藤陸斗選手 /山口
◇周囲との信頼、大切に 長琉之介(ちょう・りゅうのすけ)選手(2年) 小学4年生の時、少年野球の体験練習に連れて行ってもらったことがきっかけでこの道に。父と一緒に甲子園へ行ったり、プロ野球を見たりして次第にのめり込んでいった。好きな言葉は、小学校の時に所属していた野球チームの監督から教わった「継続は力なり」だ。 大切にしているのは、周囲との信頼関係。野球はチームプレーだけに、日々の関係が試合に影響すると考えている。2年生として、同輩、後輩問わず気遣い、練習準備を手伝うようにしている。 名捕手として活躍し、ヤクルト、阪神、楽天で監督も務めた故野村克也さんを野球人として尊敬している。好きな教科は日本史。特に戦国武将の戦い方を読み込むのが好きだ。 ◇父の教え「礼儀」重んじ 井藤陸斗(いとう・りくと)選手(1年) 甲子園を目指していた父の影響で野球を始めた。父からは「人としての当たり前の礼儀をきちんとするように」と教わり、肝に銘じている。 憧れはプロ野球・巨人の阿部慎之助2軍監督。阿部さんが捕手だった現役時代、キャプテンや4番打者を務めていたことや、周囲からの信頼が厚いところにひかれ、小学4年生から捕手をしている。 身近な目標は、同じ捕手で、チームの攻守の要である守優雅選手(2年)に少しでも近づくこと。わからないことを細かく丁寧に教えてくれて、リードしてくれるところも尊敬している。 休みの日には、野球部寮の同じ部屋のメンバーと話したり、読書をしたりして過ごすのが息抜きだ。 〔山口版〕