〔ロンドン外為〕円、157円台後半(9日正午)
【ロンドン時事】9日午前のロンドン外国為替市場では、米長期金利の動向を眺めながらの取引となる中で円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=157円台後半に上昇した。正午現在は157円86~96銭と、前日午後4時(158円32~42銭)比46銭の円高・ドル安。 円は序盤、日銀の利上げ観測後退を背景に弱含んだ海外市場の流れを引き継いだ後、もみ合う展開。その後、時間外取引で米金利が低下したのにつれて上昇した。米国の金融市場が一部、休場や短縮取引で市場参加者が少なくなる中、午後には米連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演が控えており、様子見ムードが広がっている。 対ユーロは1ユーロ=162円62~72銭(前日午後4時は163円11~21銭)と、49銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0296~0306ドル(同1.0297~0307ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2284~2294ドル(同1.2338~2348ドル)。