赤羽の街路樹に秋の風物詩「カリン」が実る /東京
東京都北区の赤羽東口京浜通り商店街で、35本のカリンの木が黄色い実を実らせ、道行く人たちの目を楽しませている。 北区によると、このカリンは2003年、JR赤羽駅付近の立体交差化と駅舎のリニューアルに合わせて植えられた。木は高さ約6メートル。街路樹はイチョウやサクラなどが一般的で、カリンは珍しい。2004年度、国土交通省主催の「手づくり郷土賞:地域整備部門」を受賞した。 このカリンは11月12日(水)と13日(木)に区によって収穫され、13日(木)正午から、小山生花店(赤羽南1-4-7)前で先着100名に配られる予定。 カリンは、バラ科の落葉高木で原産は中国東部。花期は初夏で、5枚の花弁からなるピンク色の花を咲かせる。果実は11月頃に実り、楕円形で黄色く香りも楽しめる。