タイ人グループ同士の乱闘か 32歳男性、顔刺され死亡 千葉県警、特別捜査班設置
旭市井戸野の飲食店で10日未明、タイ人グループ同士の乱闘のさなか、タイ国籍の男性(32)が顔を刺され死亡した事件があり、千葉県警は13日、旭署に70人体制の特別捜査班を設置した。この乱闘で別の男性に刃物のようなものでけがを負わせたとして、同国籍の30代男を傷害容疑で逮捕していて、詳しい事情を聴いている。 県警捜査1課によると、亡くなったのは住所・職業不詳のジャンタブッ・キッサナーさん。10日午前0時35~55分ごろ、乱闘中に顔を刺されるなどされ、死亡が確認された。 当時、店内には男女約20人のグループと男性数人のグループがいて、同課はグループ同士のトラブルが乱闘に発展したとみている。 同店の客から「タイ料理店でトラブルになっている」と119番通報があり、救急隊員が駆け付けると、キッサナーさんは店の外に倒れていた。搬送先の病院で死亡が確認された。