賀谷勇斗選手

　第93回選抜高校野球大会は第1日の19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、下関国際（山口）は第3試合で、昨秋の関東大会を制した健大高崎（群馬）に6-2で敗れた。 【健大高崎VS下関国際の試合を写真特集で】 　◇下関国際・坂原秀尚監督 　打てなかった。スライダーに張らせたが、もっと積極的に振ってほしかった。古賀（康誠）は本調子じゃない中、ファウルを打たせるなどして、よく投げてくれた。 　課題は、相手が（強打の）健大高崎ということもあって受け身になって、引いてしまったこと。甲子園で力を発揮するのは難しい。もっと攻撃力を上げていかないといけない。 　八回裏に守備のミスをしてしまった。全員が意識して、一番頑張ってきたのが守備。それでほころびが出たことが残念。序盤から終盤まで粘っていたが、点差も開いてしまった。選手たちも泣いていたが、今後はこの悔しさをしっかりと胸に刻み、エネルギーにして戦っていきたい。山口に帰ってからもしっかり練習に励みたい。 　◇賀谷勇斗主将「夏に帰ってきたい」 　（三回途中から登板の）古賀康誠がしっかり投げてくれたので守備もリズムよく守れていた。しかし、終盤の八回にミスが出てしまったこととその後を野手がカバーできなかったことが悔しい。八回にしっかりと守れていたら、九回はいい流れで入れていたと思う。守れなかった弱さが出た。自分たちの野球ができずに終わってしまったので夏は必ず甲子園に帰ってきて、もう一度下関国際の野球をやりたい。終盤まで2、3点差でついていけたら自分たちの野球だったが、終盤のミスで失点してしまった。終盤の守り（の重要性）が分かった。 　◇全31試合を動画中継 　公式サイト「センバツLIVE！」では、大会期間中、全31試合を中継します（https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021）。また、「スポーツナビ」（https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/）でも展開します。