スペル・デルフィンの愛弟子がRIZINヘビー級ファイターを流血葬にし「もっと強くなって出直してこい!」
やかんとタオルは、2人合わせて110kg。ゴングとともにダブルドロップキックで奇襲をかけるが、125kgのシュレックはビクともせず仁王立ち。 その後、シュレックは2人まとめて投げっぱなしブレーンバスターで放り捨てたり、その巨大な手で頭蓋骨を握り潰しつつ軽々とアイアンクロー・スラムで叩きつけたりと怪力無双。 しかし、やかんがコーナーから飛びついてのフランケンシュタイナーで反撃の狼煙を上げると、タオルが的確にヒザを撃ち抜くトラースキック連打で巨木を倒す。タオルがシュレックのジャーマン・スープレックスを被弾して一時は戦線離脱するも、やかんがアルゼンチン・バックブリーカーで捕らえられて大ピンチに陥ると奮起。顔面をぶち抜くミサイルキックでシュレックに流血させる大立ち回りを見せる。 最後は、やかんのラ・マヒストラルにタオルがジャックナイフ式エビ固めを合わせる2人がかりの丸め込みで辛勝。この結末に納得行かず怒り狂うシュレックだったが、2人は逃げるように退場して難を逃れた。
試合後、タオルは「シュレック、お前とはもうせんわ……デカすぎる。もっとつよなって出直してくれ」とコメントしてビシっと決めるものの、ダメージは深刻なのかふらついた足取りで去っていく。 一方、王道マット初上陸だったやかんは勝利を飾って大はしゃぎ。しかし、日本人ヘビー級MMAファイター最強格のシュレックに勝ったことについて問われると「ヤバいことになってしまった……」と正気に戻る。 シュレックが「次会ったらタダじゃおかねえ」と再戦を熱望していることを踏まえて「自身のBBW無差別級王座をかけての再戦を受けて立つか?」と問われたやかんは、引きつった笑いを浮かべながら無言で去っていった。
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