腰痛を改善! 岡部友先生直伝『機能的なカラダを作る尻トレ』
近年、お尻を鍛えることがブームになっています。お尻のトレーニングというと、プリッと引き上がった美尻を作る目的ばかりが注目されてきましたが、実は、尿漏れや腰痛の改善、疲れにくい体作りなど、健康面でもさまざまな効果が得られるのだとか。そこで、お尻トレーニングの第一人者である、パーソナルトレーナーの岡部友さんに、腰痛を改善する尻トレを教えていただきました。 【写真】腰痛・尿漏れ・XO脚など不調改善にも効果的な尻トレ
教えていただいたのは…
●パーソナルトレーナー 岡部 友さん 女性専用フィットネススタジオSPICE UP FITNESS代表。美尻トレーナーとして女性から絶大な支持と信頼を得る。NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』をはじめ数多くのメディアで紹介され、今、最も注目度の高いフィットネストレーナー。 外見的なボディメイクに限らず、心の強さと優しさを鍛えることをモットーとする。NSCA-CSCS公認コンディショニングスペシャリスト。ACSM-CRT公認パーソナルトレーナー。分子栄養医学健康指導士。
【腰痛を改善する尻トレ】 〈1〉まずはハムストリングスをストレッチ
「腰痛を改善するには、お尻の筋肉と、背骨に沿って走るインナーマッスルの多裂筋を鍛えることがポイント。これらの筋肉が使われやすくするために、まずは硬くなっている裏もものハムストリングスを伸ばすストレッチをしましょう」(岡部さん) 仰向けに寝て、片方の膝を立て、もう一方の脚をまっすぐ上に伸ばし、足裏にフェイスタオルをひっかけて両手でタオルの端を持ちます。そのままタオルを手前に引き寄せて、上げた脚の裏ももを伸ばし、呼吸を止めずに20秒キープ。反対側も同様に。左右各1回。
〈2〉次によつんばいキックバックで鍛える
次に行うのが、お尻の筋肉と背中の多裂筋を鍛えられる筋トレ。よつんばいになり、両手は肩の真下に置き、脇は締め、背中は反ったり丸めたりせずまっすぐにします。次に片方の脚を上げて伸ばします。この脚の上げ下ろしをリズミカルに15回。反対側も同様に。体重が右や左に寄らないよう、体をまっすぐに保ったまま行いましょう。
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/藤本 希 取材・文/和田美穂 企画・構成/足立舞香(MAQUIA ONLINE) 衣装/すべて本人私物