夏樹陽子「精いっぱいやらせていただく」山本陽子さん代役 舞台の台本継承 不思議な縁明かす
女優・夏樹陽子(71)が6日、都内で、舞台「そして誰もいなくなった」(4月5~7日、東京・江東区文化センター)の取材会に出席した。同舞台は2月20日に急性心不全で死去した山本陽子さん(享年81)が出演を予定していた。夏樹が急きょ代役を務める。 【写真】71歳には見えない美しさ ネイルもバッチリ美意識はさすが 夏樹は「夏樹陽子の名は山本さんからいただいています」と、憧れていた山本さんにあやかって名付けられたことを告白。不思議な縁を感じながら「精いっぱいやらせていただく。近くに来て背中を押していただきたい」としのんだ。同作はアガサ・クリスティの名作が原作。山本さんが亡くなる直前まで書き込んでいた台本を借り、思いをともにしながら千秋楽まで駆け抜けることも明かした。 主演の野村宏伸(58)は「子供の頃からずっと山本陽子さんを拝見していて。ご一緒できることを楽しみにしていたんですが」と沈痛の表情。「ここからは一致団結して頑張ろうと思いますのでお力添えをお願いします」と話した。