【特集】開幕まで1か月!プロ野球「くふうハヤテベンチャーズ静岡」ギリギリの準備に“全員野球”で臨む! (every.しずおか)
66年ぶりの新球団として、プロ野球ファームリーグへ参入が決まった「くふうハヤテベンチャーズ静岡」 3月15日の開幕まで1か月!急ピッチで進められる選手や球団、施設の準備状況や、ますます盛り上がるファンたちの様子を取材しました。
2023年11月、静岡市を本拠地とするプロ野球チームが誕生することが正式に決定。そして、2024年1月にはチーム名も発表されました。開幕戦までは残り1か月…ゼロからスタートする新チームにとって、全てが初めての経験。いま、準備が急ピッチで進められています。
1月25日 「ちゅ~るスタジアム清水」でキャンプインした「くふうハヤテベンチャーズ静岡」 まだ、球団スタッフの数も十分とは言えませんが、選手・スタッフ全員が一丸となり、まずは開幕戦を最初の目標に、準備に余念がありません。練習用のネットを運ぶのも、プロ野球経験者のベテラン選手も含めて全員で…バッティング練習もコーチだけではなく、野手や、なんと球団職員まで手伝います。まさに全員野球。何もないところから新チームを作り上げていく真っ只中なのです。
決して恵まれた環境とは言えないかもしれませんが、選手たちの顔には笑顔が。それはまるで野球に夢中の野球少年のようです。 この日はあいにくの雨模様。庵原球場には屋根はなく、雨が降れば練習の内容を変えなくてはいけません。
(山下大輔GM) 「“けが”なく…毛がなく、明るく…輝いてほしい…、おかしい時はちゃんと笑うんだよ!」 練習環境のハンデもGMが率先して選手たちを鼓舞し、盛り上げていきます。 さらに雨が降るなかでも、彼らの頑張りを見守る人たちが。すでに熱心なファンも誕生しているようです。この日、スタンドにやってきた2人の男性の手には、くふうハヤテの記事が載る新聞が。
(ファン) 「背番号と選手名を合わせて見るようにしている、どこの出身とかに興味がある」 そして、早速“推し”をみつけたようです。男性の高校の後輩でもあるという清水桜が丘高校卒業の背番号28番・野村裕樹投手です。野村選手はもともと小学校ではサッカーをしていましたが、野球アニメの影響で野球を始めました。
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