フェルスタッペンが中国GPで開幕5戦連続PP&レッドブルがフロント・ロー!3番手アロンソ…角田裕毅は今季初めて僚友より後列の19番手|F1
2024年のF1第5戦、中国GP予選が20日行われた。 現地上海はスプリントレースから3時間ほど経過。ドライでセッション時刻を迎えた。 【動画】5年ぶりの中国GPでポール獲得はフェルスタッペン!レッドブルがフロント・ロー Q1では各ドライバーがタイムを出しに行くが、後から周回したマシンのほうがラップペースが上がる状況に。角田裕毅はQ2進出を狙ってフライングラップに出るもののセクター2区間でロスがあり、15番手のセルジオ・ペレスに0.289秒及ばず19番手だった。 角田本人も無線で「十分に走れたはずなのに、19番手というのはおかしい。絶対何か起きているよ」とチームに報告している。また、僚友ダニエル・リカルドよりも予選グリッドで後ろになるのは、今季5戦目にして初のこととなった。 Q1脱落となったのは地元レースのチョウ・グァンユのほかケビン・マグヌッセン、ルイス・ハミルトン、角田、ローガン・サージェントの5台だった。上海で6勝をマークしているハミルトンはターン14で大回りするミスがあり、まさかのQ1敗退を喫している。 続くQ2では残り7分を切り、ターン16でカルロス・サインツが縁石に乗り上げてコントロールを失い、ホームストレート左のタイヤバリアに接触してストップ。これでQ2は残り6分44秒で赤旗となった。 Q2再開後は各ドライバーがラストアタックに出る。赤旗を誘発したサインツもフロントウイングを替えて、再度トラックへと出ていった。 結局Q2で10番手に入れなかったのはランス・ストロール、リカルド、エステバン・オコン、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリーの5台だった。 トップ10のグリッド順を決めるQ3では、最初のアタックでマックス・フェルスタッペンが早々に1分33秒台をマークする。ラストアタックではタイムを1:33.660まで短縮し、開幕5戦連続ポールポジションをマークした。 予選2番手はペレス。1:33.982と、レッドブル勢だけが1分33秒台に入れ、フロントローを獲得している。3番手はフェルナンド・アロンソだった。 予選4-5はランド・ノリス、オスカー・ピアストリとマクラーレン勢が続く。6番手チャールズ・ルクレール、7番手サインツとフェラーリ勢は6-7だった。 8番手ジョージ・ラッセル、9番手ニコ・ヒュルケンベルグ、10番手バルテリ・ボッタスという並びになっている。
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