“雑炊俳優”中村倫也による初の料理本発売、20点の雑炊レシピやエッセイを収録
俳優・中村倫也による初の料理本「THE やんごとなき雑炊」が3月14日に発売される。 【画像】中村倫也による料理本「THE やんごとなき雑炊」書影 本書は、2022年4月号から約1年半にわたって雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されていた企画誌面を書籍化したもの。料理好きで自らを“雑炊俳優”と称する中村が雑炊を作りながら雑談をし、調理過程から着想を得たショートエッセイを執筆する内容だ。連載誌面19回分が収録されるほか、新たに中村自身が考案したレシピを披露する書籍撮り下ろしコーナーも。にんにくは手間を省くためおろすのではなくみじん切りに、そしてメイン食材としてコンビニでも手に入るさば缶を使用するなど、ユニークで自由な発想を用いた一品が紹介。計20点の雑炊レシピと、調理中にふいに出てきた中村の言葉の数々や“人生観”を堪能できる。 中村は本書への思いを「囲いの中で、どんな料理が生み出されるのか。どんな言葉が溢れ出るのか。頭と心だけでなく、舌でも楽しめる書籍。ぜひ手に取っていただければ幸いです」とつづった。 「THE やんごとなき雑炊」はKADOKAWAより発売され、価格は税込1870円。Amazonでは限定特典としてフォトデータが配信されるほか、一部の書店では購入特典としてポストカードが限定数用意される。 ■ 中村倫也 コメント ものづくりをする上で、制約を大切にしている。 これは私が定められた枠組みの中で求められる発想力にこそ創造性を感じるタイプだからだ。 何でもアリと言われると、逆に物足りない。 工夫が必要な環境でこそ「人間」が見えてくる。 そんな期待を込めての“雑炊”縛り。 なんとも絶妙な枠組みだ。 囲いの中で、どんな料理が生み出されるのか。どんな言葉が溢れ出るのか。 頭と心だけでなく、舌でも楽しめる書籍。 ぜひ手に取っていただければ幸いです。