FC今治 2-1で讃岐を下し5位浮上
J3第19節、FC今治は30日、ホームで讃岐と対戦。先制点、追加点と理想の形で、前半戦の最後を勝利で飾りました。 前節、最下位の岩手相手に負けに等しいドローに終わったFC今治。 上位に食らいつくには勝利が必須、19位讃岐との一戦は、前半15分、横山のクロスにヴィニシウス! (今治ゴール) 態勢を崩しながらもエースが得意の頭で決め、先制点を奪います。 さらに前半アディショナルタイム、高卒ルーキーの横山がドリブルから抜けシュート!しかしこれは相手キーパーのファインセーブ。 それなら後半19分、混戦の中から再びヴィニシウス!しかし、どうしても追加点が奪えません。 それでも後半アディショナルタイム、セカンドボールを奪った今治は抜け出した日野がスピードを生かしてそのままシュート! (今治ゴール) 新居浜市出身の27歳、貴重な追加点をあげ勝利を手繰り寄せます。 ただアディショナルタイムはなんと9分。 4分後、讃岐のコーナーキック。ネットは揺れましたが、これはオフサイドでの判定で助かります。 しかし最後の猛追に出る讃岐は、ボールを前線へ送り、ニアサイドからシュート! (讃岐ゴール) 今治、1点差に詰め寄られます。 しかし讃岐の反撃もここまで。 最後まで守り抜いた今治、今シーズンリーグ戦最多4620人の観客に勝ち点3を届け、後半戦に向け弾みをつけました。 日野友貴選手(27) 「自分が(点を)取りましたけど、チームみんなで声かけて戦っていましたし、ただ自分が点取っただけでみんなで勝ち取った勝利だと思います。目の前の1試合1試合に全力で挑んで、勝ち点3を取っていきたいと思います」 順位は、今治は3つ上がって5位。次節は今月7日、アウェーで福島戦です。