「発見困難」コカブトムシを徳島県上板町の兄弟が捕獲
上板町の上板中2年、小林正宗(まさむね)さん(13)と弟の侑隼(ゆうと)さん(7)=神宅小2年=が、同町神宅神宮寺の祖父母宅でコカブトムシの雄を捕まえた。県立博物館によると、発見するのが難しい昆虫だという。 【動画】剣山系・石立山でツキノワグマ目撃 高知市の男性 5月24日午後3時ごろ、庭でケースに入れて飼育しているカブトムシの幼虫の様子を見に行くと、ケースの下にいたコカブトムシを発見し、捕まえた。体長は約2センチ。図鑑で調べて種類を特定した。2人は「めったに見られないカブトムシを捕まえることができてうれしい」と喜んでいる。 博物館の外村俊輔学芸員はコカブトムシは県内各地に生息し、珍しい種類ではないとしながらも「他の昆虫の死肉などを主に食べ、樹液にあまり集まらないので見つけることは難しい」と話している。