ロッテ・松川虎生、300万円減の1700万円でサイン 今季出場2試合に終わり「変わっていかないと1軍にいられない」
ロッテ・松川虎生捕手(21)が19日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、300万円減の推定年俸1700万円でサインした。市和歌山高から入団3年目の今季は2試合の出場でヒット1本に終わり、悔しさを募らせた。 【写真】ロッテ・藤原恭大が佐々木朗希のお茶目な素顔を暴露「会うたびに後ろから…」 「開幕も2軍であまり出場できなかったですし、自分の中でファームでやっていていい時ぐらいにけがになった。1年を通してけがが多かった年になったと思うので、すごく悔しかったです。全て超えていくというか、変わっていかないと1軍にいられないと思う」 1年目に76試合に出場したが、2年目は9試合、今季は2試合と試合数を減らしている状況。オフは例年同様にヤクルト・川端や中村、山田らが行う愛媛・松山自主トレに参加する予定で「まずは全てレベルアップできるように、強さを持ちながらやっていきたい。バッティングだったり学べるところはたくさんとあると思うので聞きながらしっかり取り入れていきたい」と誓った。 1年目となる2022年には4月10日のオリックス戦で、今オフに米大リーグ挑戦が決まった当時20歳の佐々木と18歳だった松川がバッテリーを組んで完全試合を達成。「やはり完全試合というのは誰もが経験できるところではない。そういうところでキャッチャーをさせてもらってすごく思うところはたくさんありますし、これから続けていく中でそういうのはすごく自分の中で心に置いておきながら頑張っていきたい。もう1回達成できるようにしたいですし、それぐらいのキャッチャーとしてのリードだったりをやっていければ」と意気込んだ。 正捕手争いに向けては今季打率・278を残して侍ジャパン日本代表の一員としてプレミア12に出場している佐藤がいる。松川は「しっかりレギュラー争いに加わっていけるようにしたい。ルーキー時代から2年、3年は(試合に)出られていないので、やっぱり100試合以上というところを目標にしながら頑張っていきたい」と闘志を燃やした。