築100年の古民家が雑貨店に 西日本豪雨で被災 広島・東広島市安芸津町でオープン
この家は秀男さんの実家です。去年、父親が亡くなり空き家になっていました。 槌橋さん 「雰囲気は素敵だなと思っていて、このまま使える状態で今回、貸していただいて」 本田秀男 さん 「被災を受けて空き家になってる家がよみがえるということは、わたしにとってたいへんうれしいことです」 この家も西日本豪雨の時に床上浸水し、大量の土砂が入り込んでいました。その時の傷は今も部屋の壁に残っています。 槌橋さん 「当時の状況が残っているところもあるんですけど、残していくのもいいかなと思って、あえて手を入れず」 オープニングセレモニーで本田縁さんはこうあいさつしました。 本田縁 さん 「安芸津の町をまた一緒に盛り上げて行きたいなと思っています。この古民家から人を引き寄せ、また安芸津全体に人を引き寄せていただけることになるとたいへんありがたいです」 この日は町内の人たちも店を訪れました。 ベビーカーのおばあさん 「みなさんが寄りやすいような、ちょっと暖かみのあるね、店にしてほしいですね」 槌橋さんは今後、みんなが集まれるレンタルスペースの開設も考えています。
中国放送