栗菓子や柿菓子を買い求める人たち＝大阪・梅田、大阪駅前ダイヤモンド地下街の「ディーズスクエア　ディアモール大阪」

　岐阜県は、28日まで7日間の日程で、大阪・梅田の大阪駅前ダイヤモンド地下街で県産品の販売会「ぎふ博覧会」を開いている。来年の大阪・関西万博開催を見据え、販路の拡大が狙い。栗や柿の菓子が人気を集めている。 　栗きんとんや栗むしようかん、堂上蜂屋柿を使った菓子などが並ぶ。企画の目玉は数量限定の日替わり商品。大阪市内の女性は「来月、下呂温泉を訪れる予定なので、情報を集めながら食材を購入した。行く前から岐阜のおいしいものが楽しめる」と話し、郊外の男性は「たまたま通りがかったので寄ったが、現地でしか買えないと思っていたものがあり、迷わず購入した」と笑顔を見せた。 　深田養蜂や、はざま酒造、ギフトセンターかさい、ジビエ工房めいほう、かめや菓子舗、香福屋は試食、試飲を勧めながら商品をアピールしている。 　「ぎふ博覧会」は関西圏で年3回実施する。今回は9月に続き2回目。次回は来年1月、あべのハルカス近鉄本店で「新酒、工芸品」をテーマに行う。