【陸上】早大ルーキー・林美希が鮮烈デビュー!100mH13秒49「少しずつ12秒台に近づきたい」/東京六大学対校
◇東京六大学対校陸上(4月6日/神奈川・慶大日吉キャンパス陸上競技場) 東京六大学対校が行われ、女子100mハードルは林美希(早大)が13秒49(+1.0)をマークして優勝した。 400mH豊田兼が49秒38!「レースパターンが安定してきた」ハードル2種目でパリ五輪へ/東京六大学対校 ゴールデンルーキーが鮮烈デビューを飾った。中京大中京高では100mハードルと七種競技でインターハイ2年連続2冠。鳴り物入りで名門へ進んだ林。これが初戦ながら、堂々のハードリングを見せた。 前半は「少し動きがバラバラでした」というが、「競ったお陰でリズムが良くなりました」と中盤からは鋭い走りで抜け出した。 これが大学に入って初戦。「あこがれの臙脂(えんじ)のユニフォーム」をまとい、応援合戦には「すごく気分も上がって集中できました」と笑顔を見せる。 この冬季で、「スピードが上がってきている」と手応えをつかむ林。今回の結果で「自己ベストが出せそう」な感触をつかめた。 1年目は「13秒3台を安定させて、狙える(条件の)時に13秒1台が出せれば」と見据える。大学では混成ではなくハードルで高みを目指していく。「12秒台はまだちょっと見えない。100m11秒台までスプリントを強化して、少しずつ12秒台に近づければ」と目を輝かせた。 この日は男子110mハードルで同じ愛知出身で同じクラブチーム(TSM)で育った西徹朗や、女子100mで女子主将の鷺麻耶子が優勝。頼もしい先輩の背中を追いかけ、目の前のハードルを一つずつ飛び越えていく。
月陸編集部