斎藤知事「改革続けたい」続投意思 議会解散は「法律の規定に沿って」明言避ける
兵庫県の斎藤元彦知事は１７日午後、告発文書問題に関連して報道陣の取材に応じた。１９日の県議会定例会初日に全議員８６人から、自身に対する不信任決議案が共同提出され、可決される公算が大きくなる中、「改革を続けたい」と続投の意思を改めて表明。県議会解散に踏み切るかは「議会の判断を踏まえ、法律の規定に沿ってどう対応するか考えたい」と明言を避けた。 【写真】腰が低い「異色の官僚」だった斎藤知事 「どちらが本当の彼？」 県議全員から辞職を求められ、側近の幹部は相次いで離れたが、「知事の判断には孤独な面もある。自分でしっかり考え、政治家として対応を決断する」と一人で結論を出す考えを示した。 自身が進めてきた改革を擁護する声があることには「県庁舎（建て替え計画）の凍結など、前県政がやってきたことを刷新という形で見直した。反発やいろんな思いを持つ方はあると思うが、自分がやるべきことをしっかりやってきた」と述べた。（大島光貴、岩崎昂志）
