センバツ高校野球21世紀枠 三島南が東海地区候補 練習の創意工夫など評価 /静岡
来春の第93回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の「21世紀枠」東海地区候補に11日、県立三島南高(三島市)が選ばれた。来年1月29日に開かれる選考委員会で、全国9地区の候補校から甲子園に出場する3校が決まる。三島南が選ばれれば、春夏通じて初の甲子園出場となる。 三島南は今年で創部100年目を迎え、秋季県大会では静岡を破るなどしてベスト4入りした。地元の保育園児や小学生などを対象に野球教室を開催し、野球の普及活動で地域の中心的役割を担いつつある。また、練習にICT(情報通信技術)を導入、打撃フォームをチェックするなど、創意工夫を凝らしている点も評価された。【深野麟之介】