鳥肉問屋から仕入れた新鮮な"国産合鴨"を使った蕎麦や料理が自慢の『能登治』 「カツオ節」「醤油」「みりん」「砂糖」だけの"ちょっと甘め"な蕎麦ツユがいい
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・新橋の蕎麦店『能登治(のとじ)』です。 【画像ギャラリー】海苔で巻く「じゃこマヨ」と「麦焼酎わさび 水割り」にハマりそうな予感
丁寧に本物を受け継ぐ老舗ながらの味わい
ご主人の七尾信昭さんが6代目、落ち着いた昔ながらの蕎麦屋の佇まいはやはりいい。昔から変えてないという蕎麦ツユはカツオ節に醤油、みりん、砂糖だけを使う。 心持ち甘めなのは新橋がかつて花町だった名残りだとか。風味の飛ばない胴搗(どうづき)という製法で挽かれた北海道産の蕎麦はのど越しのいい二八だ。 通しで営業できるのは「家族でひとつの仕事をしているから」とご主人。何十年来というお客さんも多い中、ちゃんと手の入った仕事がされた料理には温かみがある。 鴨とじそば 1670円 自慢のひとつは、近くの鳥肉問屋から新鮮なまま仕入れる国産の合鴨を使った蕎麦や料理。鴨とじの鴨にはムネ肉もモモ肉も入り、噛み締めるほどにジュワジュワ~。一緒にすする蕎麦がたまらない。 麦焼酎わさび水割り 990円、煮油揚げ 550円、じゃこマヨ 700円
東京・新橋『能登治(のとじ)』
[住所]東京都港区新橋3-7-5 [電話]03-3591-3584 [営業時間]11時~20時半(20時LO)※土・祝は~15時半(15時LO※月の祝日は休み) [休日]日・祝 [交通]JR山手線ほか新橋駅烏森口から徒歩5分 おとなの週末2024年4月号は「おにぎりとおべんとう」 撮影/小島昇、取材/池田一郎 ※2023年12月号発売時点の情報です。