26日にロケット打ち上げ実験 福島県南相馬市の「AstroX」 一般向け見学会も
人工衛星打ち上げ用ロケットを開発している福島県南相馬市の「AstroX(アストロエックス)」は26日、市内小高区で全長6・5メートルのロケットの発射実験を行う。 固体燃料を液体の推進剤で燃やすハイブリッドロケットを、高度約10キロまで打ち上げる実験。発射後は海上に落下させ、回収する。長年連携している千葉工業大と共同で実験を行う。ハイブリッドロケットの発射技術の確認とノウハウの確立を目的に実施する。 一般向けの打ち上げ見学会を企画しており、QRコードまたはURL(https://fukushimalaunch20241026.peatix.com/)から申し込む。参加は無料で、定員はJR小高駅からのシャトルバス利用が80人、車での来場が300人となっている。 同社は8月、市内小高区で小型ハイブリッドロケットを高度約300メートルまで打ち上げる実験に成功している。