カサキナとアンドレエワがともに相手の途中棄権で決勝に進出 [寧波オープン/テニス]
カサキナとアンドレエワがともに相手の途中棄権で決勝に進出 [寧波オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「寧波オープン」(WTA500/中国・浙江省寧波/10月14~20日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝が行われ、ともに相手の途中棄権で勝ち上がったダリア・カサキナ(ロシア)とミルラ・アンドレエワ(ロシア)がタイトルをかけて対決することになった。 ~寧波オープンで相手の途中棄権によりキャリア2度目のツアー決勝進出を決めた17歳のアンドレエワ選手~ 雨で開始が遅れた第1試合は2度目の中断を経て第5シードのカサキナが第1セットを6-4で先取したが、第8シードのパウラ・バドーサ(スペイン)が眩暈を訴えてリタイアした。 「パウラには同情するし、早くよくなるよう願っている。このような形で試合を終えるのは決して簡単じゃない。特に準決勝なら尚更だわ」とカサキナは試合後にコメントした。 「もちろん既にここまで素晴らしいシーズンを過ごしているし、明日はまた決勝がある。今季は全体的に安定した成績を残せているし、ここまで健康に過ごすことができて素晴らしいと感じている。とても有り難いことだわ」 続く第2試合では17歳のアンドレエワがとリードしたが、背中のケガを理由にカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が試合続行を断念したためキャリア2度目のツアー決勝進出が決まった。
テニスマガジン編集部