THE RAMPAGE RIKU「あとは世界観を全員で楽しみながらお届けするだけ」舞台『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正編~』開幕
16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEのRIKUの最新主演舞台『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正編~』が9月27日、品川区のシアターHで開幕した。 歴史漫画『前田慶次 かぶき旅』(原作:原哲夫・堀江信彦/作画:出口真人)を舞台化したもので、慶次の奔放な生き方や慶次の登場によって人々が変化していく様を描く。幾重にも重なった歴史あり、戦国武将たちが登場するド派手な立ち回りあり、歌や踊りと作品とのマッチングも絶妙で、かぶき者感が増す。漫画原作ゆえの演出などもあり、作品ファンを喜ばせそうだ。 初日公演前に、主演のRIKUほか、白又敦、平野良、川﨑麻世らが取材に対応した。 前田慶次を演じたRIKUは、「タフなスケジュールの中みんなで死に物狂いで稽古を積んできました。いよいよ初日。あとはもうカンパニーが一丸となって、作ってきた『前田慶次のかぶき旅』という世界観を全員で楽しみながらお届けするだけ。まずは全員で完走することを目標に頑張っていきたい」と、コメント。 “肥後の虎・加藤清正”を演じる白又敦も「約1カ月半ぐらい稽古してきたんですけど、主演のRIKUくんを筆頭に全員で体づくりから臨んでやった作品です。本当に男気のあふれる作品なので、どんな人が見ても楽しめるような作品になっていると思う」と胸を張った。 描くのは関ヶ原の戦いから1年後。天下御免のかぶき者として数々のいくさ場を駆け抜けた慶次も京で静かな日々を送っている。ある日、慶次は、九州のどこかに眠ると噂される財宝の伝説を聞きつけて、慶次は“漢(おとこ)見物”と称して、九州の肥後へ旅立つ。そこで待っていたのは、肥後の虎・加藤清正。生粋のいくさ人同士、2人はすぐに意気投合するが……。 RIKUは「わがままとは違う、“漢気”という部分で自分の心に真っすぐ生きていく様が(前田慶次の)一番の魅力。前田慶次がどのように心の衝動のままにかぶいていくかが見どころ」とし、「タイトルにもあるように、各キャラクターの正義、かぶく様も魅力。どう掛け算されて科学変化を起こしていくのか、特に清正とはそういう掛け算がたくさんありますので、そういったところに注目していただきたい」 時代物、歴史といった部分は大きいが「どなた様でも楽しめる内容」というのは、平野良。「ちょっと苦手かもなって思ってる方も含め、たくさんの方にお子様も含め老若男女誰が見ても楽しい作りになってると思います」と話した。 音楽もまたこの作品の魅力で、RIKUは和田昌哉とともに、もうひとつの主題歌劇「FIGHT FOR LOVE」の作詞も手掛けた。「この曲を聞けば前田慶次という人間がどういう人柄なのか分かるようにすることをポイントに作詞しました。時代背景もあって、その時代に似つかないようなトラックだったり、メロディーラインだったりもあったりするんですけれども、気づけば、みんなが乗ってしまうような楽曲に仕上がった。この作品中だけではなく、たくさんずっとずっと皆さんの中に残り続ける楽曲になったらいいなと願いを込めて全力で作りました」と話した。 舞台のラストにはキャストたちによるミニライブもある。 白又は「ライブを通して思ったのが全員が輝いてるってこと。メインのキャストももちろんですけど、ダンサーとして入ってくれてるRAG POUNDの皆さんだったりとか、アンサンブルの皆さん、みんな輝いてる!どの人を見てもきっと楽しい作品になってると思います」と話した。 RIKUは「自分たちが自分自身を誇れるような内容になっておりますし、舞台、演劇という作品だからこそ、届けられる“Love, Dream,Happiness” が絶対あると思っております。キャスト一人一人、全員がすごく輝くアンサンブルも含めて輝く内容。そんな作品はなかなかないと思います。僕たちが大好きなこの作品を一人でも多くの方に見届けていただきたい」とアピールしていた。 他出演に、松井勇歩、須賀貴匡、大崎捺希、松田岳、田中しげ美、鼓太郎、遥りさ、TETO、谷山夢、両國宏、飛龍つかさ。さらに、モロ師岡、といったベテラン勢も名を連ねる。 東京公演は、10月6日まで同所で、大阪公演は10月31日~11月4日まで大阪・サンケイホールブリーゼ。
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