イスラエル「米国の庇護」下、合意に真剣でない ハマス幹部が批判
[カイロ 4日 ロイター] - イスラム組織ハマスの幹部サミ・アブ・ズフリ氏は4日、イスラエルの新たな停戦案を西側諸国がハマスに受け入れるよう求めていることについて、あたかもハマスが合意を妨害しているかのように受け止められるとして非難した。 バイデン米大統領は先週、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザでのハマスとの停戦に向けた工程案を提示。ハマスに対し新たな提案に同意するよう呼びかけた。主要7カ国(G7)首脳も、新たな停戦案を全面的に支持するとした上で、ハマスに受け入れを呼びかけると声明を発表した。 これについてサミ・アブ・ズフリ氏は、イスラエルは依然として米国の庇護の下で行動しており、ガザを巡る合意を真剣に達成しようとしていないと非難した。