ソニーセミコンダクタソリューションズ、タイの半導体製造事業所に4号棟新設
ソニーセミコンダクタソリューションズ(神奈川県厚木市)は28日、タイのバンカディ工業団地にある半導体製造事業所「Sony Device Technology (Thailand) (SDT)」の敷地内に建設を進めてきた新棟「4号棟」の竣工式を開催したと明らかにした。既に生産ラインの稼働は2月から開始している。 SDTは1988年に設立され、イメージング&センシング・ソリューション事業の後工程を担う生産拠点として事業活動を行っている。 新設された4号棟は、3層構造で延床面積はユーティリティ棟を含み6万6370平方メートル。 主に車載用イメージセンサーやディスプレーデバイス、データセンター向けの半導体レーザーなどの生産活動を行う。 SDTの屋根(約5万平方メートル)には太陽光パネルが設置されている。4号棟も屋根のほぼ全面に太陽光パネルを何内には設置し、全面稼働させる計画だ。 今後、約2000人の雇用創出を見込んでおり、市場動向に応じて4号棟内への生産設備の拡充を図っていくことで、各製品の生産能力拡大に対応していくとした。
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