溶連菌の患者数が3週連続増加 過去最多の8年前に迫る感染状況 警報基準超えの保健所も 大分
大分放送
急性咽頭炎などを引き起こす溶連菌の患者数が3週連続で増加し、大分市などでは警報水準の感染状況となっています。 【写真を見る】溶連菌の患者数が3週連続増加 過去最多の8年前に迫る感染状況 警報基準超えの保健所も 大分 溶連菌は主に子どもが感染する細菌性感染症で、発熱や強いのどの痛みなどの症状があります。 5月26日までの1週間に確認された県内の患者数は1医療機関あたり6.5人で、ゴールデンウィーク明けから3週連続で増加しています。過去最多だった2016年2月の6.58人に迫る感染状況となっています。 保健所別では大分市が8.82人、東部が8.71人、南部が8.33人と警報基準の8人を超えている一方で、北部が6.17人、豊肥や西部では患者が確認されていません。 県は溶連菌は処方薬が有効だとして、のどの痛みといった症状が出た場合は、医療機関への受診を検討してほしいと呼びかけています。
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