《SNSで教師中傷の中学生逮捕》高知県教育長「情報モラル教育を進めてきた中、非常に残念」
高知さんさんテレビ
高知県教育長は12月3日の定例会見で、SNSで教師を中傷した中学生が逮捕されたことについて「モラル教育を進めてきた中、事件が発生したことは非常に残念」と述べました。 長岡幹泰県教育長: 「各学校においてこれまで情報モラル教育を積極的に進めてきています。そうした中にも関わらず、このSNSに関して生徒が逮捕される事案が起きたことは非常に残念、悔しいことであるというふうに考えております」 全国的にSNSの書き込みから大きなトラブルに巻き込まれる子どもたちが後を絶ちません。これを受け県教育委員会は2022年、インターネットを利用する際のモラルやSNSなどに潜む危険性を子どもたちに理解してもらうための「情報モラル教育実践ハンドブック」を作成しました。 そんな中、教師を中傷する内容をSNSに投稿したとして11月、高知市内の中学3年の男子生徒が逮捕されました。県教委は引き続き市町村や学校と連携し、子どもたちの情報モラル教育を進めていきたいとしています。 また、小学校教師の採用試験の合格辞退者が7割を超えたことにも言及。県教委は辞退者が相次ぐ理由として他県との併願者が多いことを挙げました。 12月に行われる追加の特別選考で40人の採用を予定していますが、現時点でおよそ70人の応募があるということです。県教委はこの追加募集によって採用予定人数の130人を確保することができるとしています。
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