『水ダウ』は東野と矢作で始動、一番難航しているのは…”松本不在”の各番組に浮上する「大物の名前」
『週刊文春』で複数女性に対する性加害疑惑が報じられ、芸能活動休止を発表したダウンタウン・松本人志(60)。世間を揺るがす社会問題へと発展した疑惑の行方が注目を集める中、ここにきて事態はさらなる新局面を迎えている。ドロ沼の様相を呈す一連の騒動をスポーツ紙芸能デスクが解説する。 【内部写真を独占入手】すごい…!松本人志 乱痴気不倫飲み会「衝撃のウマ乗り写真」…! 「松本さんが文藝春秋社と『週刊文春』編集長に対し、名誉毀損による損賠賠償や訂正記事掲載を求める訴訟を東京地裁に起こしました。賠償請求額は約5億5000万円。松本の代理人を務める八重洲総合法律事務所の田代政弘弁護士が、『記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ“性加害”に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております』とのコメントを発表すれば、文春側は続報として元女性タレントによる実名・顔出しのインタビューを公開しました。『ずっとトラウマに苦しめられた』『あんなにひどい仕打ちを受けたのは彼(松本)だけ』といった証言などが飛び出すなど、双方は真っ向から対立しています。吉本興業や関係各所の混乱はさらにエスカレートし、事態はますます混迷を極めています」 対応に追われているのは事務所だけではない。松本の活動休止により出演番組の調整に迫られている各テレビ局でも、混乱は広がっている。しかし第一報から1ヵ月が経過し、各局のレギュラー番組の方針も徐々に固まりつつある。最も“意外な人選”となったのは、レギュラー番組の中でも屈指の人気を誇る『水曜日のダウンタウン』(TBS系)だ。番組制作会社関係者が内情を伝える。 「当初の収録スケジュールが急遽キャンセルとなり、1月24日放送分をもって松本さんの出演分のストックはなくなりました。それを受け1月20日、松本さん不在で初めての収録が行われました。相方の浜田さん(雅功・60)をMCに、松本さんの代役一発目に選ばれたのは二人。1本目を東野さん(幸治・56)、2本目はおぎやはぎ・矢作さん(兼・52)が就き、無事に終えています。 収録現場はなんともいえない重々しい雰囲気に包まれていました。スタッフが『大変厳しい状況ではありますがキャスト・スタッフ一丸となってこの難局を乗り越えましょう』と声をかけ、現場の士気を上げながら臨んでいました。番組内容はこれまでと変わりませんが、松本さんならではのボケやツッコミ、テンポなどがなくなったことで、やはり違和感を覚えずにはいられませんでした」 さらに他の番組の対応も大枠で決まってきていると、芸能プロ関係者が語る。 「『ダウンタウンDX』と『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(どちらも日本テレビ系)は、『水曜日のダウンタウン』同様、浜田さんを中心として番組を回す方針です。松本さんがレギュラー出演していた『クレイジージャーニー』(TBS系)はバナナマン・設楽さん(統・50)と小池さん(栄子・43)の2人によるMC体制で調整中。 また『まつもtoなかい』(フジテレビ系)は2月4日の放送分から名前を『だれかtoなかい』に変更することが発表されました。中居さん(正広・51)は残り、もう一人MCを迎える予定です。『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)は当面の間レギュラー出演中の探偵タレントが週替わりで局長代理を務め、今後の騒動の推移を見ながらではありますが、今春改編をひとつのメドに新局長を迎える可能性が持ち上がっています」 その一方で、最も難航している番組が『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)だという。前出の芸能プロ関係者が続ける。 「代案で千鳥の2人を中心に据える話も出ていますが、松本さんがいたからこそこれまで番組が成立し、さらに出演に応じてきたタレントもこの間数多くいたことを考えると、やはり力不足感が否めません。現在は、さらなる代案を模索している真っ最中です。仮に調整がつかない場合、一度番組を閉じ新たな番組として再スタートを切る可能性も浮上しています」 今後の騒動の行方もさることながら、一連のレギュラー番組の行方にも大いに注目が集まる。
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