アンチェロッティ監督が改めて語る監督業の最後 「レアル・マドリーがラストクラブ」
レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の考えは変わっていないようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ローマや、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン(PSG)、バイエルンなどでもそうだったが、2021年夏にレアル・マドリーを再び指揮するようになってからも数々のタイトルに導くアンチェロッティ監督。だが、以前からレアル・マドリーが指揮する最後のクラブとして引退の意向を示す。 昨季もラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)の2冠に導き、強烈なキャラクターの選手たちをにまとめるマネジメント力に凄みを感じさせるイタリア人指揮官だが、チェルシー時代に指導したジョン・オビ・ミケル氏のポッドキャストに出演し、改めて現職を最後に監督業からの引退を口にした。 「私の考えではレアル・マドリーがラストクラブだ」 そんな65歳の名将を巡っては一時期、ブラジル代表行きの噂もあったが、代表レベルの指揮は惹かれないようだ。 「代表チームを指揮するチャンスがあるかどうかわからない。だが、代表チームの指揮はさほどワクワクしないんだ。私が最も好むこと、日々の取り組みがを失うからだ。今が本当に楽しいよ」 「今季でコーチとして29シーズン目になる。私は確かに多くのタイトルを勝ち取ったが、失ったタイトルの数も想像してみてほしい」 なお、アンチェロッティ監督とレアル・マドリーの契約は昨年12月に更新され、あと2年だ。
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