ライドシェアで永平寺町の見どころを案内 新たな観光プランがスタート 利用促進を期待
FBC福井放送
一般のドライバーが有料で乗客を目的地まで運ぶ「ライドシェア」による観光プランが永平寺町で始まることになり、点在する観光地を結ぶとともに、ライドシェアの利用率アップも目指します。 永平寺町でタクシーを運行する松岡交通と、運送事業を手がける日本商運、それに旅行会社のJTBは、永平寺町と連携して、大本山永平寺周辺をめぐる観光タクシープランを1月11日からスタートさせます。 車両は松岡交通のタクシーを使い、ドライバーは日本商運の社員4人が担うもので、二種免許を持たない一般のドライバーが有料で乗客を目的地まで運ぶ「ライドシェア」型の観光の足です。 ■松岡交通 古市恭也代表取締役 「ドライバ―不足という課題があった そこで日本版ライドシェアが持ち上がり、何とかうまく利用できないかと考えていて、この事業がうまくいけば先駆けになる 先進的な事例になるのではないか」 ライドシェアは去年9月から県内各地で実証が始まり、松岡交通でも運行していますが、利用は伸び悩んでいて、点在する観光地を結ぶ観光プランの販売で利用促進を目指します。 この観光タクシープランは2月末まで土曜日に運行し、予約はJTBのウェブサイトから受け付けています。 【参考】ほかに酒造りに着目した酒蔵めぐりコースもある 料金は1台4人乗りの場合1人2万4000円程度