【速報】2025年新型パニガーレV2は全面刷新、ドゥカティのツイン史上最軽量エンジンで驚異の17kg減を達成した!
車体は両持ちの中空スイングアームがポイント
フレームは従来と同じくエアボックスの機能を兼ねたアルミモノコック構造だが、新エンジンに合わせて再設計。スイングアームは従来の片持ちに対し、両持ちを採用した。パニガーレV4と同様に大きく肉抜きしたタイプだが、専用設計だ。 標準バージョンのサスはフロントがフルアジャスタブルのφ43mmマルゾッキ倒立、リヤにカヤバ製を採用。S仕様はφ43mmオーリンズNIX30フォークとオーリンズリヤショックを与えた。フロントブレーキキャリパーはともにモノブロックのブレンボ M50だ。 鋳造アルミホイールも新作で、独特な6本のYスポ ークが特徴。標準タイヤはピレリのディアブロロッソ4だ。スーパースポーツ世界選手権参戦マシンと同サイズのリヤ190/60のスリックタイヤも装着できる。
メーターは5インチに拡大、豊富な電子制御は健在だ
装備面では、新たに5 インチTFTメーターを採用。従来の4.3インチより拡大し、ロード、ロードプロ、トラックの 3 つの表示モードが選べる。 電脳は元々充実しており、6軸IMUを筆頭に8段階調整可能なトラコン、コーナリングABS、ウイリーコントロール、エンジンブレーキコントロール、クイックシフト2.0、ピットリミッターなどを装備。ライディングモードは、レース、スポーツ、ロード、ウェットから選択できる。
ライポジも改良、パワーダウンも従来型より0.2秒速い!
ライポジもより人間工学に基づいた設定に見直された。ハンドル、シート、ステップが作るトライアングルはトラックのパフォーマンスを制限することなく、快適さ、多用途性、コントロール性の両立を狙う。 鍛造アルミのハンドルバーはやや上方にセット。オプションでより低めのセミハンドルバーも用意する。ステップのベースは鍛造アルミで、膝の疲労を最小限に抑える位置とした。 これまで紹介してきたモデルチェンジで、従来型よりサーキットのタイムは向上している。ドゥカティのテストライダーであるダビデ・シュティルペがイタリアのバレルンガサーキットで従来型と比較したところ、新型は0.2 秒速いラップタイムを記録。ストレート以外のあらゆる状況で速さを証明した。
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