高橋文哉主演映画『あの人が消えた』に北香那、染谷将太、菊地凛子ら出演 特報映像も
9月20日に公開される高橋文哉主演映画『あの人が消えた』に北香那、坂井真紀、袴田吉彦、菊地凛子、染谷将太が出演することが発表され、あわせて特報映像が公開された。 【写真】映画『あの人が消えた』ティザーポスター 本作は、2024年に放送されたドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)を手がけた水野格監督が、完全オリジナル脚本で挑むミステリーエンターテインメント。 主人公で配達員をしている青年・丸子役で高橋が主演を務め、丸子の職場の先輩で小説家を夢見る男・荒川を田中圭が演じる。 「次々と人が消える」と噂される、いわくつきのマンション。配達員の青年・丸子(高橋文哉)は毎日のようにマンションに出入りするなかで、怪しげな住人の“秘密”を偶然知ってしまう。会社の先輩で小説家志望の荒川(田中圭)にも打ち明け、意見を仰ぎながら住人の正体を探ろうとするが、やがて2人は思いも寄らない大事件へと巻き込まれていく。 新たに出演が発表されたのは、丸子が出入りするマンション「クレマチス多摩」のクセあり住人たちと、丸子の周辺で巻き起こる不可解な事件を担当する捜査官を演じるキャストたち。 205号室の住人で、丸子が大ファンのWEB小説作家・小宮を北、301号室の詮索好きのおしゃべりな女性・長谷部を坂井、303号室の必死に引っ越し先を探している男・沼田を袴田がそれぞれ演じる。302号室の挙動不審な七三分け男・島崎役には、『ブラッシュアップライフ』に続いて水野監督と再タッグとなる染谷が扮する。 さらに、マンション住人らを調べる警視庁の捜査官・寺田を、水野監督が演出したドラマ『侵入者たちの晩餐』(日本テレビ系)で主演を務めた菊地が演じる。なお、染谷と菊地は夫婦での共演となる。 あわせて公開された特報映像は、出演が発表された5名に配達員の丸子と荒川を加えた総勢7名が、不穏な空気の中、マンションの前で1列にずらりと並ぶ映像から始まる。丸子には「おせっかいな配達員」「バイトはクビ」「彼女ナシ」、荒川には「自称:小説家の配達員」「急なダメ出しお断り」と印象的なフレーズにあわせて各キャラクターがズームされていくが、パタリと音楽が止んだ途端、映し出されたのはマンションの前に佇む丸子1人。丸子以外の6名は忽然と姿を消し、先ほどまで彼らがいたはずの場所には6箱の段ボールが。「配達員だけが知っている事件がある」という言葉とともに、不気味に鳴り響くインターホンの音。個性豊かな登場人物たちの存在が明かされた一方、それぞれの関係性は明かされず、さらに物語の謎が深まる特報映像となっている。 北、坂井、袴田、菊地、染谷の新キャストからはコメントも到着している。 コメント 北香那(小宮役) マンション「クレマチス多摩」205号室の住民で小宮を演じます北香那です。 水野監督作は『ノンレムの窓・夏』以来2度目の出演で、こんなにも早くご一緒できたこと、とても嬉しく思っています。 今回、私自身も普段の芝居へのアプローチと違った方法で役作りに挑んだので、 とても新鮮な気持ちで参加させていただきました。キャストの皆様のさりげない変化球芝居を間近で見ながら圧倒されつつ、 とんでもなく面白い作品になりそうな予感に胸を昂らせながら、毎日撮影をしていました。 皆様にも、登場人物たちに目を光らせながら、楽しく観ていただけたら幸いです。 坂井真紀(長谷部役) 水野監督は鬼才の持ち主であると、以前一緒にお仕事をさせていただいた時に確信しておりましたが、今回、水野監督が書かれた台本を読ませていただき、監督の頭の中はすごいことになっているぞ!と、その鬼才っぷりを再確認いたしました。 台本を読みながら、こんなにも惑わされたのは初めての経験でした。 そして、高橋くんはじめ、キャスト、スタッフの皆さんとハラハラドキドキの撮影、楽しかったです。 いまは、とにかく早く、観てくださる方々を予測不可能な世界へとお連れしたくてなりません。 どうぞお楽しみにしていてください。 袴田吉彦(沼田役) 沼田役を演じさせて頂きました袴田吉彦です。台本を読んでみると面白くもあり不思議な役だなと感じました。 昔と違い隣人と接する機会が減った今、ふと何かお隣さんや住居人とのやり取りを思い出すような作品でした。 最後まで引きつけられるポイントが散りばめられており、見逃せない展開が続くので、皆さん是非ご覧下さい!! 菊地凛子(寺田役) 水野監督が映画を撮るという情報を聞いて、水野劇団の一員としては、とにかく出演したい!と思いました。 スペシャルドラマ『侵入者たちの晩餐』でご一緒させて頂いて、水野監督の演出の面白さに引き込まれた1人なので、 今回も無事に水野作品に関われて、何より嬉しいです!! 染谷将太 (島崎役) 個人的な事なのですが、今まで役者として様々な役を演じさせてもらってきました。 しかし今回のような役は初めての経験となりました。これからも二度とないでしょう。 何故ならば今までにないミステリー映画だからです。観客を裏切り続ける先が全く読めない展開、 ミステリーなのか? ファンタジーなのか? ラブストーリー? 感動もの? それとも……。 どうコメントを書いたら正解なのかも悩んでしまう程、未体験な作品です! 細かいところまで目が離せない水野劇場を是非映画館で楽しんで欲しいです!
リアルサウンド編集部