浅田美代子 50周年! “永遠のアイドル”美代ちゃんだから実現した超豪華スーパーイベント 万雷の拍手とともに終了!
さらに清水が、浅田のためにとっておきのネタを集めた“ものまねショー”をプレゼント。「今度、八王子のライブで披露しようかなと思ってる新ネタがあるんですけど、ここで試しにやってみますね」とネタ下ろしをするシーンも。浅田から「面白かった!」とお墨付きをもらってひと安心の清水。ここには書けないネタなのが残念だ。 また、客席の最前列には、浅田の交友関係の広さを物語るかのように業界関係者がズラリ。飯田アナがマイクを持って客席に降りると、南海キャンディーズ・山崎静代、俳優仲間の渡辺真起子、高橋克実、萬田久子、寺島しのぶが浅田へ直接祝福のメッセージを贈った。
豪華ゲストはまだまだ続く。「美代ちゃんとは飲み仲間です」と言う藤井フミヤが、全国ツアーの真っ最中にもかかわらずギター持参で登場。代表曲「TRUE LOVE」を熱唱すると、浅田は完全にウットリ。
そして、バースデーには当然、ケーキが付きもの。花束を抱え、バースデーケーキが乗ったワゴンとともに現れたのが、浅田と同じ事務所に所属する三浦友和・佐藤浩市。佐藤はこの日のために、ベルリン映画祭への出発を一日遅らせたという。三浦はかつて映画で浅田と兄妹役を演じ、また百恵夫人(山口百恵)は浅田と同じ年にデビューした仲だ。「百恵さんと同期なんだ!」と驚く藤井に、浅田は「どんどん追い越されたけどね(笑)」
超豪華なこの50周年イベントも、いよいよフィナーレ。最後はファンへの恩返しということで、凄腕ミュージシャンによる「美代子バンド」の生演奏をバックに、浅田が「しあわせの一番星」と「赤い風船」を熱唱。来場者への感謝の言葉で締めた。 しかし、鳴り止まない拍手に応え再び登場した浅田がアンコール曲に選んだのは、キョンキョンも「大好き」と言ってくれた曲「ひとりっ子甘えっ子」だった。「この曲、もう50年歌ってないのよ!」と言いながら、可憐さは当時のままで歌いきった浅田。約2時間にわたった夢のステージは、大喝采の中で幕を閉じた。こんなあり得ない座組のイベントが実現したのは、誰からも慕われ、愛されている浅田だからこそ。忘れかけていた青春時代を甦らせてくれて、ありがとう、美代ちゃん! 半世紀前の長嶋茂雄の言葉を借りるならば「アイドル・浅田美代子は永久に不滅です!」 (文:チャッピー加藤)
また、会場ではHYSTERIC GLAMOUR 代表 北村信彦氏デザインオリジナルTシャツも販売。「美代ちゃん、動物愛護も頑張ってるんだよね」との思いも汲んでのデザインで、エッジの効いたタッチと可愛らしいワンコの組み合わせはカッコ良さと可愛さを兼ね備えた今の浅田を見事に捉えている。なお、Tシャツの収益の一部は、浅田が代表を務めるドネーションブランド『Tier Love』を通じて浅田の信頼する動物愛護団体へ寄付される。