阪神対広島　練習を見守る阪神岡田監督（撮影・前田充）

　6日の阪神－広島戦（甲子園）が雨天中止隣、この日先発予定だった大竹耕太郎投手（28）は、8日の同戦に回ることになった。7日の広島戦（甲子園）には村上頌樹投手（25）が予定通り先発する。 　昨年は5月だけで14の貯金を作ったが、阪神岡田彰布監督（66）は「そんないけへんわそんなん（笑い）。点取れへんのに。混戦て言うよりも『つぶし合い』やろ」と話した。 　阪神岡田監督の一問一答は以下の通り 　　　　◇　　　◇　　　◇ 　－最近はこんな天気ばかり 　ほんまや、なあ。予報悪いからな、今日な。しようがないよ。 　－やりたい試合だったか 　いやまあ、別にどっち…まあ大竹な、初めての広島戦やったから。今年な。 　－大竹はスライド 　いやいや、スライドはせえへんよ。明日（7日）村上。スライドは絶対せえへん。スライドしたら2人に迷惑かけるやん。スライドは絶対せえへん。 　－大竹は広島の3戦目（8日） 　おお、3戦目行く予定やけどな。伊藤（将）もこないだ、ちょっとぎょうさん投げてるから。 　－ゲラも登板が多くなってきてる中ではいい中止 　まあ、でも、そんなに。うまいこと間隔空いとるからな。投げている割には。おーん。 　－連投だった桐敷、岩崎が休める 　そうや。うん。まあきょうで、またしかし、次3試合やしな。また空き、空きになるからな。3試合で。まあでも、あのへんは何にも疲れてない。ちょうどええくらいちゃうか。 　－ブルペン全体は良い感じで回せている 　おーん、全然無理させてないよ。 　－森下は問題なく 　全然大丈夫。 　－昨年と違って今年は打順の組み替えが多い 　打てへんからや。 　－理想は固定したい 　そら固定するほうが。良い流れやったらそんな変えへんやん。やっぱ点取れへんのあるから。今年は全体的にピッチャーええよな、どこの球団もな。なかなか点ね、あんまりそんな大味な試合なれへんやん。 　－投手のレベルが上がっている実感は 　まあ上がったというか、まあなあ。他のチームも負けてる展開でもな、結構ストレートでも150ぐらい投げてるピッチャーも出てくるもんな。それは数字だけであって、実際バッターボックスでどれぐらいの感覚かは俺は分からへんけど。数字だけ見たらな、そんなに勝ちの時と変わらんようなピッチャーが出てくるもんな。やっぱりな今な。なかなか勝ってても7回以降にポンポンと点取れへんもんな。だからな。 　－昨年の5月は快進撃があった。今年は 　そんないけへんわそんなん（笑い）。点取れへんのに。 　－ちょっと混戦 　まあ混戦て言うか、まだそこまで相手見てないからな、おーん。 　－大事なことは 　混戦て言うよりも『つぶし合い』やろ。どこも3連勝できひんからな、やっぱり。つぶし合いやんなあ。みんな2勝1敗、1勝2敗やから、なかなか差が縮まらんいうか、そら貯金も増えへんし、その分あんまり借金もいけへんみたいなな、そういう感覚やで。 　－貯金は気にしないと言っていたが、4月に7連勝できたのは大ききかった 　おーん、まああれの貯金は大きいよな、そら。まだまだそんな、計算する時期じゃない、貯金なんか（笑い）。