千葉ジェッツが第14期の決算を報告…売上は30億円超、利益とともに過去最高数値
千葉ジェッツは9月27日、チームを運営する株式会社千葉ジェッツふなばしの第14期決算を公式HPで報告した。 パートナーが51.8パーセントを占める売上高は、前年度を上回る30億円5758万9000円。税引前当期利益は3億8445万8000円と、前年より598.1パーセント増加した。田村征也代表取締役社長は公式HPを通じて、2023-24シーズンを振り返りつつ、次のようにコメントした。 「当事業年度においては、Bリーグ開幕前に行なわれたFIBAバスケットボールワールドカップ2023にて日本代表がパリオリンピックの出場権を獲得する成績を収めたことにより、Bリーグ全体が世間の注目を大きく集めてスタートしたシーズンとなりました。その好機を逃すことなくチーム・フロント共に一丸となって努力を重ね、チームにおいては二冠の獲得と経営においては売上・利益共に過去最高の数値を達成することができました。このような素晴らしいシーズンをおくることができたのもパートナーの皆さま・ブースターの皆さま、地域の皆さま、そして千葉ジェッツを取り巻くすべてのみなさまのご支援・ご協力のおかげでございます。重ねて厚く御礼申しあげます」 「シーズンを振り返りますと、チームは開幕当初に苦戦を強いられましたが戦略的な選手の入替・補強を行ない、初出場となったEASL東アジアスーパーリーグの優勝と、天皇杯二連覇を達成し、二冠を獲得することができました。しかし、Bリーグレギュラーシーズンにおいては東地区3位、その後ワイルドカードで出場したチャンピオンシップではベスト4という結果になり、最後には非常に悔しい思いをしたシーズンとなりました」 「経営数値については、過去最高となる売上3,057,589千円(前年度比21.8%増)に到達し、税引前当期純利益は384,458千円(前年度比598.1%増)となりました。売上30億円という数値は、以前組み立てた中期経営計画における一つの目標でありました。計画上ではもう少し先での目標数値としておりましたが、Bリーグへの注目度が高まるという取り巻く環境変化の外的要因があったものの、チーム、そしてフロントスタッフが共に日々試行錯誤を繰り返しながら一つ一つ成果を積み上げてくれた結果であると思います」 「これから始まる新シーズンへは、『千葉県をバスケットボール王国にする』というビジョンの達成に向けて千葉ジェッツとして更なる高みを目指すべく、チームは試合に向けて、フロントスタッフにおいては新しいホームアリーナで千葉ジェッツを応援してくださるみなさまをお迎えできるよう着々と準備を進めております。心よりみなさまのご来場をお待ちしております。引き続き、千葉ジェッツのご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします」 なお、2024-25シーズンよりLaLa arena TOKYO-BAYを新本拠地として使用する千葉Jは、10月5日の開幕戦で宇都宮ブレックスと対戦する。
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