「気持ちよくてクセになる」イカ釣りの魅力。アングラー女子がすすめる安心&美味しい食べ方
私は釣り仲間たちと、「今何メートルやった?」と言い合いながら釣りをしています。
イカがルアーを抱いたら、クッと引っ張られるアタリやフワッと持ち上げられるアタリ、ブルっと竿先が微かに震えるアタリが……そうしたら竿先を素早く上に上げて針に掛けるように合わせます。 ちゃんと針に掛かったらヌーーーンっとイカが引っかかって重みを感じるので、糸のテンションを抜かないようにゆっくりと上げていきます。 このヌーーーンとする瞬間が気持ちよくてクセになる(笑)。 ケンサキイカとスルメイカでは掛かってからの引っ張り方も違い、船に上げるまでもイカとのやりとりを楽しめます。
イカは視力が良く、釣りあげられてからも私たちがよく見えているのか、顔を目がけて墨を吐いてくることがよくあります。 でもこれはイカを釣った勲章‼︎ 服にイカ墨がついても、オキシクリーンなどで漬け置きすると、ある程度落とせるので気にしない気にしない(笑)。 ワーキャー言いながら釣るのが楽しいのです!
釣ったイカは鮮度が落ちると、だんだん白っぽくなっていきます。 釣ったイカを活かしておく個人生簀がない船もあるので、できれば早めに冷えたクーラーボックスの中に入れてあげましょう。 真水に当てると浸透圧の関係で身がブヨブヨになってしまうため、できるだけ直接氷に当てないようにします。 美味しく新鮮に持ち帰れるようなアルミトレーを使うのもオススメです。クーラーボックスの底に氷を敷き、その上にアルミトレーを置くことで、熱伝導に優れたアルミの性質により満遍なく冷やすことができます。
スルメイカにはアニサキスという寄生虫が生息していることが多く、そのまま生で食べると人間のお腹に入り、アニサキスが胃や腸を突き破ろうと噛みちぎるので激痛が襲います。
48時間我慢すれば死滅するらしいですが、大抵の人は痛さに耐えきれず病院に行って内視鏡手術で取り除くことが多いです。 それを防ぐためには、48時間以上冷凍してから食べるのがおすすめです。