[高級魚がウヨウヨ]特大ヒラメも釣れる高コスパな裏ワザ
フィッシュマンのスタッフのドクトルにしにしこと西村均さんは、あるギアを使ってとんでもない釣果を挙げているという。そのギアとは、マリンスポーツのアクティビティとして愛好者も多いSUP(サップ)だ。果たして、このSUPをどのように釣りに利用しているのか? ご本人に解説をお願いした。 【画像】実は高コスパ!SUPフィッシングって何?
暑い夏!SUPフィッシングで『ちょっとだけ沖』に出てみよう!
皆様こんにちは、フィッシュマンスタッフのにしにしです。今年も暑い夏を目前にして、遂にSUPでちょっと沖、いわゆるインショアフィッシングを始めました。 ここ数年、カヤックと共に人気上昇しているSUPフィッシング。始めてみたいと言う方は結構いると思います。そこでこのにしにし、数シーズン数多くの経験から得た知識で、皆様のSUPスタートを応援したいと思います。 『まず、SUPって何?』という疑問があるかと思いますが、これは、ハワイで発祥したと言われるマリンスポーツ・SUPで、スタンドアップパドルの略です。 [画像キャプション] スタンドアップパドル(SUP)に立つにしにしさん。 でっかいサーフボードのように見えますが、実は私が立つこのSUPはインフレータブルタイプで、空気を入れて膨らませるボードなんです。これに乗ってパドルを漕いで海上へ行って釣りする訳です。 勿論、釣り専用の多気室板やフィッシングSUPと呼ばれる、色々な装備が最初から搭載済のモデルもありますが、一般的なホビーSUPと呼ばれる、ふつーーーーのインフレボードも釣り用として使われます。 さてそのお値段ですが、にしにしのこの板、3年前新品購入で送料込み29,000円でした! 今ならこれより一回り大きい、11.6ftのモデルが同額でしょう。勿論大き目な板のほうが安定するし、ガタイの良い方でも安心ですが、身長170㎝のにしにしで、10ftで特に困りませんね。
SUPフィッシング、肝心の釣り具はどうやって持って行くの?
SUPフィッシングで多くのアングラーが疑問を持つのが「釣り具どうやって持って行くの?」という点でしょう。上記写真のようにライフジャケットのポケットにボックスを入れるので、なんら問題は無いとのですが、ライジャケは板上で動きやすいよう専用品やライトジャケットの方がベター。 そこで重要となるのが、大切な釣り具を積載するための『艤装』と呼ばれる、いわゆる航海装備になります。 [画像キャプション] にしにしさんのSUPに積まれている釣り具。 その艤装を納めるのはなんと百均の買い物かごです(笑)。でもこの買い物かご、侮るなかれ。これを選んだのはちゃんと理由があります。当然SUPは海水を被ります。そのとき、バッカンや密閉ボックスに入水した場合、洗うのがイチイチ面倒くさい…のですが、このカゴシステムだと…板と共に川の真水で丸洗い可能なのです。