40代で同年代の友人は、家族で毎週「外食」に行っているそうです。夫婦共働きで2人とも「公務員」なのですが、やはり稼ぎがよいのでしょうか?
40代で夫婦2人とも公務員の場合の年収は
40代で夫婦2人とも公務員の場合の年収は、以下のように計算できます。 国家公務員の平均年収:約681万円 地方公務員の40代の平均年収:約607万円 仮に、夫が国家公務員、妻が地方公務員と仮定した場合、夫婦2人の年収は以下のようになります。 年収合計=681万円(夫)+607万円(妻)=約1290万円 このように、夫婦2人とも公務員であれば、年収の合計は約1290万円になります。
年収1000万円の生活レベル
ここでは、2つの家族構成を想定して生活レベルを比べてみましょう。 ■夫婦2人暮らしの場合 年収が1000万円の場合は手取り額が700万円~800万円ほどになるため、配偶者が扶養に入っていれば、比較的ゆとりのある生活を送ることができます。家賃を手取り額の25%程度に設定すれば、夫婦2人には十分な広さの物件を見つけられるでしょう。 また、外食や娯楽費を適切に調整すれば、無理なく貯金も可能です。しかし、出産やマイホーム購入など将来の計画がある場合は、貯金をより意識して積み立てる必要があるでしょう。 ■夫婦2人・子ども1人の場合 子どもがいる場合は、将来に向けた節約が必要になります。教育費は子どもの成長に合わせて負担が増えていきます。年収1000万円以上では公的な補助や控除を受けられないこともあるため、余裕があるとは限らないでしょう。 生活費や教育費を支払いながら貯金をするには、娯楽費や交際費を抑えることが重要です。
40代で夫婦共働きの公務員家庭では、年収は1000万円を超えている可能性がある
40代で夫婦共働きの公務員家庭が毎週外食を楽しんでいるとなると、確かに収入は安定していて高い可能性があります。 国家公務員の場合、平均年収は約681万円、地方公務員の40代であれば平均年収は約607万円です。夫婦共働きの家庭では年収が1000万円以上になっている可能性もあるため、外食や生活のゆとりを持つには十分な収入といえるでしょう。 家計が安定していれば、外食や娯楽に費やすお金を調整しつつ、将来に備えた貯蓄にも回すことも十分可能です。そのため、毎週外食をしているご友人夫婦に対しての「稼ぎがいいのでは?」という予想は、当たっている可能性が高いといえます。 出典 人事院給与局 令和5年 国家公務員給与等実態調査 報告書(2ページ) 総務省 令和5年 地方公務員給与実態調査結果の状況 第3表の2 国税庁長官官房企画課 令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-(7ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部