「無名」ワン・イーボーが日本の観客へメッセージ「全スタッフの努力で生まれた」
中国映画「無名」より、ワン・イーボーのメッセージ動画がYouTubeで公開。あわせてオフィシャルインタビューとメイキング写真が到着した。 【動画】中国映画「無名」ワン・イーボーのメッセージ動画はこちら 本作では、“魔都”と呼ばれた第2次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちの攻防戦が描かれる。汪兆銘政権の諜報員フーをトニー・レオン、その部下であるイエをワン・イーボーが演じた。映像内でワン・イーボーは日本の観客に向け「チェン・アル監督と全スタッフの努力で生まれた作品です。この映画と僕の歌った曲をお楽しみください」と伝えている。 ワン・イーボーはイエについて「このキャラクターは、とても心が痛む役だと思います。『無名』は、私たちが今よりいい生活を送れるように、国に多大な犠牲と貢献をした当時の名もなき、顔も知らない、多くの人々についての物語です」とコメント。また「本作の格闘シーンは、私がこれまで出会ってきたものとはまったく異なり、スタイルもまったく違います。監督は、アクションシーンにもっとリアルさを求めました」と撮影を振り返る。 さらに彼は「撮影がないときは、撮影現場に行って(トニー・)レオンさんの演技を見ましたが、レオンさんは顔や体の筋肉のコントロールが素晴らしくて、とても安定していました。また、撮影後にリプレイを見ることで、自分のいいところとよくないところを知り、自分の顔の特徴や動きを理解し、動かしていいところ、動かしてはいけないところ、安定すべきところを知るといういい習慣を身に着けることができました」と語った。 チェン・アル監督作「無名」は5月3日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国で順次公開。 Copyright 2023(c) Bona Film Group Company Limited All Rights Reserved