ヘイトスピーチに対抗する「カウンター」って何?
有識者らが市民団体を結成
公道での罵詈雑言の応酬について、「しばき隊」を主宰する野間易通氏は、朝日新聞(9/24日付)のインタビューに対し、「僕らは彼らを罵倒し続けることで、精神的にへこませ、デモに行く気を失わせようとしている」と答えています。 一方で知識人たちも動き始めています。ヘイトスピーチに反対する市民団体「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」(のりこえねっと)が結成され、その発足会見が9月25日、東京・新大久保で行われました。共同代表には、村山富市元首相、和田春樹・東京大学教授、宇都宮健児・日本弁護士連合会前会長、右翼団体「一水会」の鈴木邦男顧問、辛淑玉(シン・スゴ)人材育成技術研究所長ら21人が名を連ねています。