子どもの「髪染め」早い?個性? 「私も染めたい!」子どもの意思や親の希望 家族で議論も キッズのヘアカラー事情
女の子は美容院で時間をかけて色を入れたという。 20代母親: 「美容院で染めました。1万3000円くらいかかりました。ものすごく癖がある髪質なので、カラーをする前に縮毛矯正をして、カラーをしました。色が落ちてきたらカラーシャンプーで色を入れるようにして維持しています」 「カラーをしてからは、娘の髪も自分の髪と同じように、クリームなどでケアをして痛まないように気を使っています」 1万3千円は高額だ。さらにヘアケアの手間やお金もかかるという。なぜそこまでして…? 20代母親: 「自分は親が厳しくて、髪を染めてみたかったけど出来なかった。だから娘の気持ちも分かるんです。今だったら染めてみてもいいんじゃないかと思いました」 髪の毛を大好きなピンク色に変えた女の子。4歳の妹は染めていない。どちらも子どもの意思だ。 ■夫は反対 20代母親: 「夫は髪を染めることに反対でした。染めることで周りの人の視線が変わることを気にしていました。ただ、『そう決めつけているのは自分自身じゃないか?』との問いかけに真剣に向き合ってくれました。何回も何回も夫婦でも子どもとも話し合って、最終的には『やっぱり子どもの気持ちを大事にしよう』ということになりました」 「今は、カラーシャンプーも夫が率先してしてくれています。娘が1回や2回『染めたい』と言う程度なら、私もスル―していたかもしれないけど、熱心に何回も意思を伝えてきたので」 ■学校の規定は? 髪を染めることについて、学校の規定はどうなっているのだろうか?長崎県に「髪染め」に関する学校の対応についてたずねた。 【保育園・幼稚園・認定こども園】 一律の決まりはない。 【公立小学校】 「髪染め禁止」が校則にある学校は把握している限りない 【公立中学校】 「髪染め」を校則で認めている学校は把握している限りない。 (外国人や地毛が茶色等の生徒には個別に対応するものの、校則で髪染めを認めている学校は把握している限りない。髪型に関しては、近年校則が変わった学校が多く、社会通念的に大丈夫かを子供が判断した髪型であればいい)