アナ・ケンドリック、監督&主演作『アイズ・オン・ユー』自身の報酬全てを“暴力反対”掲げる慈善団体に寄付
Netflixで配信中の『アイズ・オン・ユー』で長編映画監督デビューを果たし、主演も務めているアナ・ケンドリック。連続殺人鬼ロドニー・アルカラがリアリティ番組「ザ・デート・ゲーム」に出演した際の実話を基にした映画で、アナ・ケンドリックはそのゲームの参加者シェリル・ブラッドショーを演じている。 【写真】Netflix映画『アイズ・オン・ユー』プレミア そのアナ・ケンドリックが、ポッドキャスト「Crime Junkie AF」に出演。本作から得た自身の報酬全てを、暴力反対を訴える慈善団体に寄付したことを明かした。「これは私にとって、金もうけのための事業というわけでは全くありませんでした。すべての資金は、映画を作るだめにだけ使われたのです」と話した。 トロント国際映画祭で世界初上映を迎えるために、本作をなんとかギリギリのタイミングで完成させたというアナ・ケンドリックは、一段落した直後に自問自答。映画製作に使ったお金以外の報酬を受け取るのは「イヤだな」と思ったそうだ。 そこで、自身の報酬を慈善団体「RAINN」と「暴力犯罪被害者のためのナショナルセンター」に寄付したのだという。「それが私にできる最低限のことだと思ったのは確かです」。 彼女の善行はファンに注目され、「すごくかっこいい」「世間にインパクトを与える寛大な方法」「クールだね。人が人を助けるのを見るのは気持ちがよい」「この映画をさらに愛せる理由ができた」「アナに敬意を払います。本当に素晴らしい人」と称賛の声が上がっている。
シネマカフェ 賀来比呂美