トー横で市販薬を無許可販売か、容疑で17歳少年を逮捕 過剰摂取目的の少女らに
東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角で、市販薬を無許可で販売したとして、警視庁少年育成課は医薬品医療機器法違反の疑いで、住所不定、無職の少年(17)を逮捕した。容疑を一部否認している。 【グラフでみる】少年の大麻乱用の理由、40%を占めるのは 逮捕容疑は医薬品販売業の許可を受けず、4~10月、中学3年の少女(14)ら3人に、市販のせき止め薬計110錠を4400円で販売したとしている。 同課によると、少年はトー横の広場などで、「パキるの好き?薬いる?」などと声をかけ、過剰摂取(オーバードーズ)を目的とする少女らに薬を販売。動機について「金が欲しかった」と話す一方、店での販売価格よりも安く薬を売っており、同課は万引したものを売っていた可能性もあるとみて調べている。売買の現場の目撃者が交番に届け出て発覚した。